お月謝を取り返せ!いい先生?それ本当?
こんにちは
violinsalonfortuneです。
今日は過激なタイトルです(笑)
何年も音楽(バイオリンやピアノ)を習っているのに楽譜が読めない事実
ピアノ教室やバイオリン教室、最初こそお母様が一緒にレッスンにいますが、だんだんとお子様も恥ずかしい年頃になってきたり、お母様も兄弟の習い事の送り迎えで不在になったり、一人でレッスンするパターンが増えていきます。
順調に教本も進んでいるし、当然何年も習っているのだから
出来るようになっているだろう(´-`).。oOと思うのが親心です。
でも案外できていないのが
読譜(楽譜をキチンと読む事)なんです!!
何故楽譜が読めるようにならないのか?
結局、算数・数学教育に直結している
最初に読譜で躓くのは、実は算数部分なんです。
例えば、4/4拍子の場合必ず一小節の合計は4になるよう考えます。
最初こそ、四分音符を基準とした、1➕1➕1➕1=4の一小節という単純な仕組みになっていますが
次の段階に進むと、2分音符という2➕2=4で一小節
だったり
0,5➕0,5➕0,5➕0,5➕0,5➕0,5➕0,5➕0,5=4
のパターンで出てきたりして、難しくなるほど細かな数字になっていきます。
↑これでも幼稚園児も弾いているような簡単なリズムです。
は?ナニイッテルンデスカ?
きっと音楽を習った事がある方はふむふむと理解できるのですが
やった事がない方はちんぷんかんぷんですよね。
結局単純な足し算だけでは弾けない理由
実は簡単に足し算をしているように思いますが
実は、それ以前にわり算が出来ていないと細かく音になる基準の
長さがわからないのです。
多くの先生は四分音符をタン♪タン♪などと教えます。
また、八分音符はタタ♪タタ♪だったりします。
ですが、楽譜によって、このタン♪だったりタタ♪だったりは
やがて難しくなると何も役に立たなくなり。。。
ココハドコ?ワタシハダレ?
センセイ、コノアイダイッテタノ、、ウソダッタノ?
と子供はなります。
それが最初に現れるのが、拍子が4/4拍子でなくなったときです。
案外先生はここをじっくり教えないだから楽譜が読めないのだ
楽譜が読めるようにしたいと思い
保護者が最初に思うのは
階名です。ドとかレとかね。
でも、階名は反復で案外、子供は直ぐに覚えられるのです。
問題はリズムです!リズムがアウェーになっていくのです
これは、もう、楽器から一度離れてしっかり理解させて
かつ、繰り返し繰り返し体感で学ぶ反復練習が必要です。
頭と、耳と、体を、遅いテンポからじっくり合わせて訓練しないと絶対にリズムは養えないのです。
楽譜も読めないのに、優しく教えてくれて、いい先生なんです
これは、ある時音楽の話になりある方が言った言葉なのですが
私は正直、[そんなーお月謝が勿体ない。。。先生は何を目指しているのかなぁ?]
と感じてしまいました。
これを勉強に例えるなら、お勉強の答えを考えさせる事なく教えてしまい、覚えさせて、さも出来るようにしているようだからです。
でもそれでは、先生が居なければ、新しい曲を弾くのは難しくなります。
教室をやめたらレパートリーは増えません。
そんなんで、その子が大人になった時、本当に音楽をやっていた事が役立つのかな?と思うのです。楽しめるかな?と。
一生のスキルにしてずっと音楽を楽しんでほしい
楽譜が読めるというのは、本当に宝物です。
今まで楽譜が読めないレッスンをしていたとしても、お月謝を取り返せるに匹敵する価値があります!
主人は子供の頃、ピアノを習っていました。
結婚して驚いたのがその進捗は私より進んでいました。
ある日、結婚後にピアノを買った時に、俺もまたピアノ弾こうかな?と言い出し実家に帰った時にビートルズの楽譜を持ち帰って来ました。(笑)
でも、両手で弾けるほどもう当時の技術はなく、、つっかえつっかえの音です。。。
私が、じゃあ、右手弾いてよーー♪
左手は私が弾いてみる♡と言うと。
オッケーーー♪
ゆっくりいこう!
せーの!
凄く凄くゆっくりですが、綺麗な綺麗なビートルズが流れました。
昔の思い出が蘇ってきそうなハーモニーでした。
でもコレ、楽譜が読めるから新しい曲でも一緒に弾けるのです!
楽しいのです♡
楽譜を読むということは、一つの技術です。
そして、ある程度訓練させておけば簡単に失う物でもありません。
自転車に似ています♡
子供の頃乗れたら、絶対大人になっても感覚が蘇ります。