初心者が悩むバイオリンのチューニング(調弦)
初心者の方が最初に躓くことの一つに
チューニングがあります。
まったく音楽を習ったことがない方や、ピアノだけの方などは
このチューニングに関して少し壁を感じてしまうようですが
実はそれほど難しくありません。
ピアノは最初から調律師により調整されており
鍵盤をたたけば音が出ますが、バイオリンは弦を張るところから調整するところまで自分でやらなければなりません。
因みに、チューニング・調弦・音合わせといった言葉はすべて同じ意味を持ちます
①最初は先生がチューニングをしてくれるケースがほとんどです
最初のころは、教室の先生がチューニングをしてくれます。特に初心者の方は最初はこのチューニングを気にしなくても大丈夫です。
なぜなら、音程を気にするレッスンのステップまでに一か月くらいはかかってしまうので自分でチューニングをする必要がありません。
それまでに次のものを用意しましょう
②音叉・ピアノ・チューナー
どれもチューニングができる道具なのですが、私のお勧めは断然チューナーです。
理由は、目で見て、音を確認できるので初心者のかたも簡単に音をあわせることができます。
その次にお勧めなのがピアノです
理由はチューナー同様に全部の4弦を一音一音確かめることができるからです。
最後に音叉です
音叉は金属の棒をコンッとどこかにぶつけて振動がある間に
バイオリンの渦巻きなどにつけると
A(ラ)の基準となる音が鳴るようになっています。
ですが、その後の音はラを基準に自分で合わせなければいけないので少々チューニングが難しいかなと思います。
③お勧めしない笛
安価な楽器などにはセットで全部の弦の音が出せる笛もついているケースがあります。実際に私も使ったことがあるのですが、正直音がぼやけており非常に使いにくかった覚えがあります。
④チューナーはいくらで買えるの?
実をいうと、高性能でなければ最近はメトロノームもチューナーも
携帯のアプリなどで簡単に手に入れることができるのです。
お金を出して買うものとどう違うのか?という話ですが
大きく違うのは音色や音量ではないかと思っています。
ですが3000円位で一生使える優れものなので絶対に購入をお勧めします^_^
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こちらは1000円もせずに楽器に直接つけられるタイプです。
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⑤音叉はいくらで買えるの?
だいたい2000円じゃく購入できます
案外こんな棒なのに高いなぁ?と感じませんか
ですが、このウィットナー製の音叉は非常にいい音がします
メトロノームもとても良い音質で大変人気の会社です。
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どれか一つは必ず必要になります
今回は持ち運び可能な便利な物をお勧めしましたが
もちろんピアノがあればチューニングできますのでご安心ください