建売戸建ての和室から防音室を作った場合
今日は、我が家のパターンである
建売戸建ての和室から防音室を作成した様子を写真付きで
書いてみたいとおもいます。
東側の部屋だったこともあり、朝一番の日当たりは抜群なのですが
10時を過ぎる頃には何となく暗い印象の和室でした。
引戸でリビングダイニングにつながっているので、この防音室が無ければ広かったのですが、この写真を撮っている場所には壁ができてしまいました。
畳を外して同じ高さになるように、防音素材の床を
はめ込んでいきます。
奥の押し入れの引戸も外し、この収納スペースも利用することにしました。
因みに、オーダー式の防音室でなければこのような押し入れ収納は無くなってしまいますが、金額をかなり抑えて組み立て式の防音室を作ることも可能です。
押し入れの扉は二重サッシになりました。ガラスできているので重いです。
私はオプションでこのガラスの色を透けないタイプ変更しましたが
スタンダードなタイプだと、磨りガラスなっていはいるものの少し中の様子が見えてしまう感じでした。
見せる収納やお片付け上手な方は問題ないと思うのですが(´-`).。oO
私のように苦手な方は少しお金をかけてもオプションされた方が良いかもしれません。
外部につながる窓に関しては基本的には三重にサッシになっております
全て窓を無くすとガラスとサッシの費用が浮くため、かなりリーズナブルになります。
証明は基本的には真ん中にシーリングライトがつけられるようになっています。
本当はお洒落なシャンデリアでもつけたい思いもありましたが、建売戸建てということもあり天井の高さが既に決まっており、さらにその中に壁と天井を作るため、バイオリンを思いっきり弾くには弓が当たらないギリギリな高さです。
その他、壁や床の色はスタンダードの中から選べますが、色は比較的ベーシックな色のみです。
他社ではモダンな反響板などもありますが、カワイのナサールはシンプルです。
わたしは、部屋の雰囲気を明るくしたかったこともあり
汚れも気になりますが全て白を基調にしてオーダー致しました。
出来上がりがこのような感じです。
防音室扉は、強力なマグネットがついており
開ける時も閉める時も、そこそこの力が必要です。
小さいお子様は一人で開け閉めが難しい可能性もあります。
因みに、コンセントの場所は希望の場所に
希望の個数つけてもらえましたが、オプションで付けた
スポットライトに関しては、ある程度決まっておりました。
理由は、スポットライトとバイオリンを弾く場所の関係で
影ができてしまうためです。
一つの和室ですが、プランも4パターンくらい見積もりを出してくださり、とても満足がいくレッスン室が作れました。
グランドピアノを入れる防音室を作るとなるとかなり大きな防音室が必要ですが、バイオリンはその点ではかなり助かります。
当教室の生徒さんには、私の担当をしてくださった方もご紹介できますので、防音室でお悩みの方は購入を急がずに、よくお調べになって納得がいく防音室を作ってくださいね。
現在、新型コロナウィルスで自粛生活をしている時期ですが
音大時代の友人たちと夜のzoom利用して同窓会を行いました。
自分のために作った防音室でしたが、昼間はご主人がリモートワークをする貴重な場所になっていたり、昼夜問わず、小さな子供のいる家庭では非常に便利な場所として重宝しているようです。