リトミックではなかなか身につかない○○とは?
多くのお母さまが
子供が音楽を聴くと楽しそう
お友達作り、またお母さんのママ友づくりの一つにというような動機で
リトミックを始めると思います
リトミックは自己表現やリズム感など、自分の内なる感情を音楽にのせて表現する
とっても大切な能力を引き出す素晴らしいものですが
その後楽器を習いたいお子様が下準備にするには物足りないかなと私は考えています
音楽業界では楽器を習うための準備はソルフェージュというもので
音楽になじみがないお母さまはなかなか聞きなれない言葉だと思います
ソルフェージュとは音楽のお勉強です
そのレベルは幼児から大学受験にわたるまで幅広く
リトミックとは違う魅力があります
私が大きく感じるソルフェージュの魅力は
『算数』の要素が大きいことです
リズムに合わせて楽しくできるリトミックには難しいリズムはほとんど出ていません
ですが
楽器を習い始めると必ず、楽譜を読むという作業が出てきます
その時に多くの方が躓くポイントが
算数ができないということです
細かく頭の中で♪を分けて、細かくしたものを大きくして感じ取り
理解して、表現する
これができなくなってしまいます
もちろん
先生がお手本を弾けばその時は簡単にまねして弾けますが
すぐに忘れてしまい
自分で楽譜をみて弾けるようになることが難しいのです
最初こそ先生も細かい練習に付き合ってくれますが
だんだんと熱意も下がっていき、子供もますますわからなくなるため
やめたいと思うようになります。
ですが
本来大切なことは
リトミックのように楽しい表現だけでなく
楽しみながら音符の基礎を学んでいくことだと思っています
音符の決まり
音符のパターンを目で見て、耳で聞いて
沢山情報を蓄積していくことが
その後の音楽教育にとても大切です
音楽を習わせたいお母さまは
リトミックもいいですがソルフェージュを併用して
早くから学習する事をお勧めします