バイオリンを弾くと顎や首が痛くなる方へ
バイオリンは側から見るととても優雅で
気品のある素敵な楽器だと思います
ですが
人間の姿勢から考えると不自然で負担のかかる場所も多く
正しいフォームを身につける事が大事です
五体満足で、同じパーツを持っていても
それぞれの体の大きさや、形は微妙に違うので
しっくりくるという感覚はだいぶ後になって
自分でわかるようになるのだと思います
特に、肩当てと顎当ての具合は、私も指導を沢山していますが
『あなたにはこの肩当てと顎当てが良いです!』
なんて言い切れるものでもないのです。。。(涙)
でも、その中で
脱力に関してははっきりと分かります
なので、脱力をしやすいアイテムを選びつつ
脱力と音の関係を極めていくと
結果的に、自分にとってコンディションの良い状態が作れるのだと思います。
この脱力は口の中にも言えて
グッと噛み締めるばかりでは決してバイオリンは上達していきません
寧ろ私も経験した事があるのですが顎関節症などを引き起こしてしまいます。
ガムが噛めるくらいの脱力も必要ですし、反対にグッと噛み締めて出す音もあります。
力の加減は自由自在にできて長時間弾いてもあまり体が痛くならないのが脱力して弾ける奏法の最大の魅力です!