良いバイオリンの先生とは?
突然ですが
バイオリンの先生を探すときに
良い先生がいたらなと思いますが
どんなことが良い先生だと思いますか?
優しい先生
お月謝が安い先生
家から近い先生
技術がある先生
など、様々だと思いますが
実はそれは一部にしか過ぎていないと思っています
勉強でもそうですが・・・
どんなに簡単な足し算や引き算でも子供に教える事を考えたときに
何が大切だか考えてほしいと思うのです
バイオリンも一緒なのではないでしょうか?
先生が優しければ 勉強ができるようになるのでしょうか?
お月謝が安ければいいのでしょうか?
家から近ければ上達できるのでしょうか?
先生自身の技術があれば子供も確実に成長できるのでしょうか?
私が考えるバイオリンの良い先生とは・・・
基礎をしっかり教えてくれる先生
一人ひとりの弱点を見極めてそれに対する課題を下さる先生
技術の教え方が上手な先生
優しさと厳しさを持ち合わせた先生
自分の子供にだったらこのような先生を探したいなと思います
基礎に関しては非常に大切です
1年間、ちっとも進ませてくれない・・・という先生ほど基礎に力を入れていて
スタートダッシュは遅いもののそのあとのレッスンは年齢を経るごとにスムーズだったりします。
私自身も指導のなかで、おまけ合格を繰り返し、だんだんと子供がついていけなくなるのを見た経験もありやっぱりこれは本来きちんとステップを踏んでいくべきものだと実感しています。
個人の弱点を見極めてもらうという点は、私自身、素晴らしい師匠について実感しました。時間がない生活のなかで効率よく練習するためにも、練習すべきことを明確にしてくださるのは、指導者の技量だと感じています。
技術の教え方が上手な先生というのも非常に難しいのですが、まず、先生が弾いてくださること、そして、様々な言葉で表現してくれることも大事かなと思っています。理論的な言葉での説明にしっくりくる人や、あいまいなニュアンス表現が理解しやすい方など様々です。
やさしさと厳しさを持ち合わせた先生というもの非常に大事です
私自身は、怠け者な体質もあり、優しすぎる先生に指示すると自分の力があまり発揮されないこともありました。また、反対に厳しいだけの先生はその時は技術的に上達できるのですが、音楽を嫌いになってしまう可能性もあります。
やはりバランスが大事なのだと実感しています。
中学受験などを視野に入れたお子様は小学校高学年から時間がなくなってきます
すこしブランクを開けた後もスムーズに再開できるように
はやり基礎を大切に効率のよい練習を積み重ねることが非常に大切だと思っています。