バイオリンの細かい指の動きを上手に弾くには?
今日は、少し難しいパッセージを上手に弾く方法についてです
①弾けないところは歌えない
子供によくありがちなパターンですが、弾けないパッセージを歌ってみてと指示すると、案外弾けない所が歌えないという事があります
これは、理解ができていないからです
歌えるようになると、脳と手の動きが一致してくるので
スムーズに弾けるようになります
②動きを目でしっかり見ること
ピアノなどは、自分が座って上から手を見ているので
どのように指が動いていくのかイメージが出来ます
どこで間違えてしまうのか?
どの指が出来ないのか?
客観視しやすいのですが
バイオリンは指が重なって見える為、原因が分かり難かったり
客観視できない事があります。
一度楽器を置いて自分が見える位置で指の運びを確認したり
今度は目で見える位置で楽器を持って指を確認するなど
イメージ力を上げていくと指の指の動きをコントロールできるように
なってきます。
③バイオリンは右手とのコンビネーション
細かいパッセージが弾けない理由として、右手がついていってないケースも
非常に多いです。
右手とコンビネーションを確かめるには、一音一音をしっかりととめて
弾くという事が大事になります。
ありがちなのは、D線を抑えているのに、弓はA線にあるようなケースです
丁寧にゆっくりと、移弦のタイミングと角度を意識して、徐々にテンポを上げていくと綺麗に弾けるようになってきます