バイオリンのお手入れどうするの?
横浜青葉区青葉台のバイオリン教室violinsalonfortunです
今日はバイオリンのお手入れ方法についてお話します。
毎日のお手入れ方法
バイオリンは弾くことによって必ず松脂の粉が楽器に付きます。
一見きれいに見えても、楽器には目に見えないくらいのほこりもついており
松脂の粉と一緒になってそのままにしておくと固まってしまいます。
ポイントは時間を置かずに、その日のうちにすぐにきれいにすることが大切です。
やり方は、シルク100%のスカーフや柔らかい布で楽器全体を拭いてください。
特に、駒と指板の間に落ちる松脂の粉に関してはしっかりと拭いてくださいね
。また、弦もかなり松脂ががっちり固まってくっついているケースもあります。
ゴシゴシこすって拭くのはよくないのですが、優しく軽く拭いてあげるといいと思います。
半年~1年のお手入れ
こちらは毎日ではなくたまに行うと良いお手入れです。
楽器店などに行くと、バイオリン専用の掃除するリキッドが売っています
研磨剤が入ったタイプから艶出しなどありますが
私のお勧めは艶出しタイプです!
こちらは捨ててもいい布に(できれば柔らかいきめ細かい布で)少量の
クリーナーをつけて楽器全体に塗ります。
乾いた布で丁寧に磨き上げると見違えるほどきれいになります。
私はやったことがないのですが、昔師匠からはf字孔のところからお米を少量入れて楽器をゆすり、逆さにしてお米を出すと楽器の中にたまった埃が取れると聞いたこともあります。
一粒でも残ってしまうと怖いので私はやらないのですが
楽器を逆さにして除くとごくまれに埃の塊が見えることがあります
f字孔のところまで来たらピンセットなどでつまむと綺麗にポロっと取れることもありますので楽器に傷つけないように試してみてはいかがでしょうか?
工房へもっていこう
1~2年に1回くらいは工房にお世話になるのもいいと思います。
中には悪徳業者もいてやらなくてもいい修理を無理やり進めてくるところもありますが先生が信頼している工房などを紹介してもらい本当に必要なメンテナンスはされることをお勧めします。
特に、フルサイズのオールド楽器などはメンテナンスが大変です!
私自身も買ってからすでに数十万はメンテナンスだけでかかっています。
ですが、時間がたってからの方がより修理に費用がかかってしまうので
是非、まめにバイオリンの様子を見てあげてくださいね。