バイオリン練習こどものモチベーション維持

『フォーチュン』主宰関野順子です。

さて、今日はお子様の練習

モチベーションが上がらない時の

お話です。

 

親になると、何とか我が子に

練習をやらせようと必死に

なりますよね?

 

私も、多くのお母様が

試行錯誤してレッスンに

来てくださっているのが

とてもよくわかります。

 

一週間に1回でも練習に

付き合ってもらうと、もう

すぐわかる!という子も

いるくらいです。

 

とっても忙しい時間を

子供のバイオリン練習に付き合う

事は、本当に大変だと思います。

 

 

また、自分が疲れている時に

やる気を出させるほど

自分にやる気がないことも

あると思います。

 

なかでも、子供のモチベーションが

上がらなくてイライラしてしまう

こともありますよね?

 

今日ご提案するのは

ゲーム感覚の練習方法です!

 

用意するのはサイコロ

そして、じゃんけんしてサイコロを

振ります。

出た目の数だけ弾く!

という簡単な練習方法(笑)

 

ステップアップとしては

サイコロを二つにして

合計の数字を練習回数にしたり

もう少し、レベルを上げたい場合は

綺麗に弾けた回数をサイコロの数に

する。。。

他には、連続してきれいに弾けた回数

をサイコロの数にするという練習です。

 

そこに小さなご褒美でも加えると

お子様はゲーム感覚で

楽しく練習できたりします。

 

また、お母さまは

『応援する立場』にまわると

よりお子様は、褒められたい!

成功させたい!という気持ちが湧き

結果的に回数の多い練習になります。

 

その他にも私が昔、出張レッスンで

試した練習法があります。

 

 

気分がのらなかったのか

お子様がティッシュで遊び

だしたときがありました。

 

出張レッスンだと自宅なので

テレビをつけてしまう子供なども

おります。

 

とにかく注目をレッスンに向けなけれ

ばなりません。

 

 

少し考えて・・・・私は

ここで一旦おつきあいしました。

 

今日はティッシュでお客さんを

つくろう!!

といって一瞬工作??の時間に(笑)

 

 

ただ、ティッシュを丸めて

譜面台にならべるだけなのですが(笑)

 

そして、二人でいい具合に丸めた

ティッシュのお客さんを

作ったところで・・・

 

 

じゃあ、お客さんに向かって

この曲を演奏してみよう!!

のせて、弾かせてみました。

 

 

もうこの頃には気分はバイオリン

練習ではないんです(笑)

 

そして、一人一人のお客さん

から講評をします

『ぱちぱち~~とっても素敵な演奏でした

また聞かせてください!』

他には。。。

『ぱちぱち~~~もう一回聞きたいです!』

などと、褒めたり、なおしたいところを

お客さんの講評と称しアドバイスして

 

 

では、もう一回聴きたいお客さん何人いた?

などとクイズにします

そうすると子供は今度は記憶をたぐりよせな

がらどのお客さんが弾いてほしいと

いっていたか当てるゲームになります。

 

最後に5人とかお子様が言ってくれたら

では、この5人のために一回ずつ

演奏しましょう♪

 

などとストーリーを作ってあげると

お子様ってすごく喜んで練習してくれる

のです。

 

結果的に何度も自然に弾いて

くれました。

 

練習の時間!ときっちり分ける

これも教育の上ではとても大事

だと思っています。

 

でもどうしても

モチベーションがあがらない

そんな時は、少し角度を変えた

練習も良いかな?と思っています。

 

因みに、このティッシュの練習を

した生徒さんは当時、幼稚園生

でした。

現在は、私の師匠に師事しており

コンクールに入賞する

とても上手なバイオリニストに

成長しております。

 

3年ほど前に、久しぶりに会った

ときに、すぐに生徒さんが私を

思い出せなかったのですが…

お母さまが、

『ほら!ティッシュの先生よ。』

とおっしゃると思い出すという。

(笑)

とても思い出深いレッスンでした。

 

 

 

 

 

 

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