ちっとも進まない!これで良いのかな?
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
今日は、保護者の方が一度は感じるであろう
レッスンの進捗のお話です。
バイオリンを習いはじめてしばらく経つと
レッスンの進みにもどかしさを
感じる事も多いと思います。
大人にとってみると
そんな簡単なこと?
どうしてできない?
なんでこんなところで躓く?
練習に付き合うたびに
イライラが募ったり
楽しくないレッスン、楽しそうなレッスンは
遊びの様に感じる事もしばしば
あるかと思います。
でも、子供なりに確実に成長しており
簡単な基礎ほど非常に大切なのです。
一通り回って、また立ち戻ってくるのは基礎であり
習いはじめた頃に習った事を何度も何度も
グレードアップする事で
上達が早くなります。
私も、10年以上習っていたのに、もう一度
立ち方、持ち方から学び直すことになったときは
ショックでした。
でも、もう一度やり直して感じることは
確かな技術を、確実に学ぶことの方が
遠回りの様で一番の近道だったと実感しております。
簡単な音符、リズムも
やがて算数の要素が入ってくる事で
今までできてたことができなくなったり
本当に小さな段差でいつのまにか
差がついていたんだと感じるのです。
私がやり直し学習を本気で始めて
効果を感じたのは半年後でした。
勉強の様に直ぐに結果が出ず
今日できた事も明日は出来ない事もある世界です
でも
継続すると
いつのまにかたくさんの事が定着し出来る様になって
いきます。
長い目で暖かく成長見守って頂けたらと思います。