バイオリンは右手の方が難しい

『フォーチュン』主宰 関野順子です。

10月に入ったのにまだまだ暑いですね。

さて、バイオリンの右手のお話です。

 

バイオリンというと、音程をとるのが難しい

楽器というイメージが強いと思いますが

実は右手の方も難しいのです。

何が難しいかというと、しっかりと

理論立てて教えてくれる先生の元で

習わないと自分では独学が難しい点です。

 

音程は、チューナーという機械をつかうと

音程の高低差を視覚的に判断できるので

繰り返すことで身に付きます。

しかし、右手は、最初は出来ているか

出来ていないかも自分で判断が難しかった

のを覚えています。

 

右手の技術がないと、小品やコンチェルトの

演奏が難しくなります。

色々な音色、技法が所々に出てきますが

成功する事もあれば失敗する事もある

といった具合です。

私も小学校6年生の頃にこの右手の技術の壁に

ぶち当たりました。

その後、中学3年から高校生にかけて

基礎から学び直したのですが、、、

多くの難曲を弾くようになって

ああ、今までの技術ではこの音は

出せなかったと実感しています。

 

何より、とても脱力して弾ける

フォームなので、大人になっても

老後もバイオリンを楽しみたいというかたには

是非、身につけて欲しいと思っています。

 

実際、私は中学生の時に顎関節症や現在も

整体などに行くと頸椎の3番目?が歪んでいると

言われます。

きっと子供の頃から無理して練習するうちに

からだが悲鳴を上げているにも関わらず

痛みも含めて練習の成果だと勘違い

していたからだと思います。

 

正しいフォームを身につけることは

体を労っていくことにもつながっています。

おばあちゃんになっても

おじいちゃんになっても

自分の弾きたい音が、曲が

弾けるような技術を身につけて欲しい!

私はそんな風に願っております。

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