バイオリン教室のピアノレッスンまた3歳は具体的に何ができる?
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
今日は、当教室でのピアノレッスンについてです。
特にご相談が多いのが、バイオリンかピアノか迷う
という事と、ピアノも少し弾けるようになりたい
と言ったご意見です。
当バイオリン教室はピアノは専門ではありません。
その為、本格的にピアノを学ばれる場合は
ピアノ専門の先生に習う事をお勧めします。
では、なぜバイオリン教室でピアノを教えているか?
①基礎知識
音大を受験、卒業するにあたり専攻のバイオリンの他にも
副科としてピアノも学びます。試験もあります。
基礎知識としてのピアノ指導が可能です。
②3歳から4歳始めは手が小さい
バイオリンと違い、ピアノは楽器に分数サイズ
がありません。
3歳も大人も同じ楽器を演奏します。
その為、早くはじめた分どんどん先に進む
という事は、体の大きさ的に難しい事もあります。
正しいフォームを身につけてという点では
鍵盤も重く手も開かないので難しい時期です。
反対に、音感教育という点ではとても有効です。
リトミックをもっと音楽的によせたピアノ
とイメージしていただけると良いと思います。
例えば、体でジャンプして拍をとっていたリトミック
→カスタネット→ピアノのドレミで楽譜を見て
といった感じです。
音感教育は早期に学ぶことにより小学生になってから
その違いが大きく出てくるとも聞きます。
私も指導していて、この点はやった分だけある起点を
境に急激に子供の成長を感じております。
③ピアノも習いたい
こちらは幼児期からバイオリンをスタートして
ある程度、練習ルーティンなどに慣れてきた
方向けです。45分レッスンで30分バイオリン
15分ピアノなどです。
具体的な教本は、トンプソン、バイエル、
ブルグミュラー程度までとなります。
簡単なクラシックや、ポップスを弾きたい
また、本格的にバイオリンを学ぶ上で伴奏楽譜が
読めることも重要です。
バイオリンは音域の関係でト音記号🎼のみ
となる為、ピアノのヘ音記号が読めるようになりません。
チェロ、ピアノなどとアンサンブルも
視野に入れる場合はヘ音記号の勉強の為に
ピアノの基礎知識がとても有効です。