楽譜に書いてある事が出来ない原因
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
今日は、レッスンと練習のつながりの話。
あなたはどんなレッスンを受けていますか?
私がご指導頂いた先生は、
皆さん熱心で、楽譜に忠実に
フィンガリングもしっかり教えてくれる先生
でした。
ですが、自宅に帰って
書いてある通りに練習しようとしても
なかなか出来ないし、
課題が難しくなるほど、出来る時と
出来ない時が出てきて
安定した演奏が出来なくなります。
私が、多くの先生に習いながら
一番しっくり来たのは
理論的に教えてくださる事
具体的な練習方法を教えてくださる事
できればレッスンの中で再現するところまで
ご指導くださることです。
そこはもう少し柔らかい音で
ピアノ小さな音で弾きましょう
このような指導は一般的です
では
どのようにその音を出すのか?
右手はどんな風におさえるのか?
左手はどのくらい弓を使うのか?
圧力はどのくらいなのか?
どんな角度で入っていくのか?
細かく教えてもらうと
時間と共に
こんな弾き方をすると
こんな音が出る。
このくらい力を入れると
出来なくなる。
又は良い音が出る。
などなど、言葉では
言い表せない感覚を伝える事が出来ます。
楽譜通りに弾きたいですが
実際にそのみちしるべとなる
練習は先生から習うしか方法は無いのだな
と思います。