中学受験を考えるお子様のバイオリンレッスン
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
今日は、バイオリンレッスンを始める家庭に
多い受験のお話です。
今回は中学受験との関係をお話
したいと思います。
中学受験をされるご家庭の多くは新4年生
(3年生の2月)から新しい塾のカリキュラム
が始まります。
それまで、公文やそろばん、水泳、バイオリン
と色々な習い事にチャレンジされていた
ご家庭もこの時期にガラリと習い事を見直す
必要がありますよね。
実際、通われる塾によっても、他の習い事
に関わる時間が大きく変わってきます。
SAPIXなどは家庭での負担が大きいものの
通塾頻度や時間に無駄がなく、できる子は
まだ4年生の間は他の習い事との両立は可能かな?
と感じます。
逆に、日能研などは拘束時間が長い為
曜日の関係で他の習い事を継続することが
難しいこともありますよね。
4年生、5年生の土曜日にはテストがあり
6年生になると日曜日まで授業があり‥。
実際、中学受験を本気で取り組む過程は
4年生以降はバイオリンとの両立は
きびしいように感じます。
ただ、完全にやめるというよりは6年生に
なるまでは比率を受験において
今までの曲を忘れない程度に(息抜き)
として利用するのはアリかな?とおもいます。
受験生にとって短い時間でできる
息抜きをいくつか持っているのは
とても強いです。
幼児期から4年半ば頃までは向上できる
レッスンをして、4年後半から6年生の夏前
までは息抜きとして現状を維持する
6年の夏休み以降は一時的にお休みして
受験に打ち込むのが理想かなと感じます。
私の調べた情報によると
サピックス>早稲田アカデミー>四谷大塚>日能研
の順で負担度が大きいとも聞きます。
また、この中で四谷大塚だけが予習型でその他は
復習重視の塾になります。
受験を考えるとバイオリンを
思いっきりできる時間は案外短いです。
必死に練習しても小学生4年生までに
中級クラスの名曲を弾くのは大変かな?
とも感じます。
中学受験もしたいけど、バイオリンもある程度
弾けるようにさせたい場合は、できるだけ
幼児期から3年生までにいかに進められるか
がキーポイントだと思います。