バイオリン左手の親指の位置どこが正しい?
『フォーチュン』 主宰 関野順子です。
毎日暑い日が続きますね!
今日は、青葉台のスクエアで人参とじゃがいもの詰め放題が
なんと200円でされており、そんなに食べられないかも
と思いつつ、詰めてみたくて詰めてみたくて(笑)
ついつい、人参もじゃがいもも買ってしまいました。
お得意のバイタミックスでたくさん人参スープやヴィシソワーズ
を作ろうと思います。
さて、本題。。
🎻 中級者が悩みやすい「左手の親指の位置」について
バイオリンをある程度弾けるようになってくると、多くの方が「左手の親指の位置はこれで正しいのかな?」という疑問にぶつかります。
特にポジション移動や重音を弾く場面では、その位置が不安定になりがちですよね。
私自身、学生時代に何人もの先生に師事してきましたが、「親指の位置はここです!」と明確に教わった記憶は、実はあまりありません。
それどころか、先生によってアドバイスが異なることもあり、混乱することも多かったです。
さらに私は手が小さく、小指も短めです。
そのため、親指を指板の下に少し潜り込ませるような形にしたり、曲やフレーズに応じて柔軟に形を変えたりしています。上腕の角度を調整して支える方法も取り入れています。
こうした経験から感じるのは、「正解はひとつではない」ということです。
親指の位置は、手の大きさや指の長さ、柔軟性などによって最適な形が人それぞれ違うのだと思います。
もちろん、基本のフォームや原則は大切です。でも、それをそのまま当てはめるのではなく、弾きやすさや音の響きを考えながら、「自分にとっての正解」を見つけていくことが、より自然で快適な演奏につながります。
レッスンでは、生徒さん一人ひとりの体のつくりやクセを見ながら、「この形はどう?」と一緒に探っていくような時間を大切にしています。
🪄たとえば、親指の位置は「お箸の持ち方」に似ているかもしれません。正しいとされる持ち方はありますが、人によって手の形や指の長さが違うため、自分なりに少し工夫して持っている方も多いはずです。
それでもごはんがしっかりつかめて、美味しく食べられれば、それはもう“その人にとっての正解”です。
バイオリンも同じように、「自分にとって一番自然な形」を見つけていくことが、上達のカギになるのではないでしょうか。
特に、フルサイズのバイオリンは大男だって小柄な女性だって同じサイズなのですから(*^-^*)


