バイオリンで学んだ人生で譲れないもの

『フォーチュン』主宰 関野順子です。

今日は、私の人生で大きく価値観が

変わった出来事についてお話したい

と思います。

 

いつもいい子のお姉ちゃん

私は、長女ということもあり、いつも

何かと我慢することが多かったと

思います。

 

母も人にやさしい性格なこともあり

何か二つに分けるとき、は良いほうを

相手に。そして、自分が我慢する

ことをしてきました。

 

 

その結果・・・・

 

いつも、やさしい『いい子』を

やって来たのだと思います。

 

自分が少し我慢すれば

相手が喜び

自分も褒められ

全てが丸くおさまり

HAPPY!!

 

私の価値観はそんな風に

育っていました。

 

 

努力したことは他人に譲らない

しかし、音楽を通して学んだ

事は反対でした。

 

小学校4年生の時に合唱の伴奏を

やりたくて、ヘ音記号も読めない

私が、一生懸命毎日練習して

オーディションに合格したことが

ありました。

 

因みに私はピアノを4年生から

習い始めたので、この伴奏の

オーディションの時はほぼ独学

でした。

左手なんて楽譜にカタカナを

全部書いていたくらいです(笑)

 

 

幼少期からピアノを習っていた

お友達が『風邪でもひいて

くれないかな?』と言ってきて

すごくショックだったのを

覚えています。

 

家に帰り、母にそのことを話すと

怒った様子で『熱がでても

私がやるから!』ていってやりなさい

といわれ。。。

 

子どもながらに

いつも譲りあうことが

大事だと思っていた

私には衝撃的な出来事でした。

 

それから、時は経ち

大学生の時です。

 

 

イタリアに短期留学し

オーディションに合格すると

現地のオーケストラのソリスト

として演奏できるチャンスが

ありました。

 

朝から、晩まで皆

バイオリンを練習し

日頃は楽しい仲間でも

あるのですが…

オーディションはライバルです。

 

この時、私もすごく頑張った

事もあり、ソリストとして

選んでもらうことが出来ました。

 

 

しかし、

選ばれるという事は

ダメだった人もいるわけで…

仲の良いお友達が泣き出して

しまったのです。。。

 

 

長女の心が痛みました

 

私が譲れば…

私が我慢すれば…

またチャンスがある

かもしれないし…

 

色々なことが頭をよぎり

ました。

 

 

そこで、師匠に相談したのです。

 

すると…

『あなたって、大事な時も人に

譲っちゃうのね!』

と言われたのです。

 

小学校4年生のあの日の

出来事が蘇ってきました。。

 

 

この二つの出来事を通して

私は、自分が本当に努力して

頑張ってきたことに関して

結果が出た時は、ありがたく

感謝して譲るのをやめよう!

 

と思うようになりました。

 

きっと音楽をやって

いなかったら、我慢する事

譲ることが美徳だという

価値観を持ち続けていたの

だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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