オールドバイオリンの維持
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
この季節、私の楽器はいつもダメージをうけて
ハラハラする時期です。
オールド楽器ということもあり、とてもデリケート
ここ8年以内にも、2回の修理があり
また、修理したところが、、、おかしいかもと
思った次第です。
ガーーーーン気づいてしまった(笑)
工房に持っていき相談する予定です。
バイオリンというとサイズアップに
お金がかかるイメージですが、私自身は
既に、サイズアップ以上にバイオリンメンテナンスに
お金がかかっており
オールドバイオリンの維持費は本当にばかにならないな
と感じています。
腕の良い職人さんにお願いしており信頼を寄せているのですが
次回、オープンする修理の時はかなり費用も時間もかかる
とも聞いており((((;゚Д゚)))))))
また、音色も大きく変わってしまうとも
師匠に言われていることもあり
いつも誤魔化し誤魔化しの修理をしています。
フルサイズの楽器選びは本当に大事だなぁと
思っていますね。
とはいえ、思い出が多すぎて今の楽器を手放して
モダン楽器が欲しいわけでもなく。。。
一緒に老いていく相棒なのだとも感じています。
中古品という言葉は世の中では良いイメージでは
無いけれど、、楽器は誰かの人生を数百年に渡って
受け継いだバトンなのだと思うと、消耗品とは違う
すごく重みを感じますし、大事に維持しなければ
と感じています。
また、私に譲ってくれたご縁も感じます。