子供のバイオリン親は何をすべき?練習の手引
青葉台でバイオリン教室をしております
violinsalonfortuneです
バイオリンレッスンって一体どんな事をするのか?またお母さんが
ご自宅でどんなサポートをしたら良いか?
と疑問に思う方もいらっしゃるかなと思い
講師としての考えを書こうと思います。
ピアノなどは昔お母さんが習っていたケースが多く
なんとなく、子供のサポートを自然にしている方も多いと思いますが
バイオリンってどうしたら良いの?
と悩みませんか?
実際は、幼少期は個人差が大きいので
大まかな事を書きますね
①練習の習慣化
コレが一番最初にすべき事です
バイオリンを触る時間を作る!毎日の中で必ず!
という思考になるようにサポートしましょう。
テスト勉強の一夜漬けとは違い
コツコツと紙1枚を重ねるような地味な努力ができるように
家庭の中でサポートしていくことが本当に土台になります。
コレはやがて、勉強にも通ずる事で
決めたことを淡々と続けることの重要性を理解してもらう為です
年に1回などの発表会などで、その力がどれほど凄い物なのか年齢と共にわかると同時に、緊張するといつも通りが難しい事を学び、その対策として
コツコツと練習する事が大事という事を見にしみてわかるようになってくると思います。
毎日続ける事は、そうそう簡単ではありませんが
そのような積み重ねが大事だよという価値観と、サポートが一番大事だと思っています。
②具体的な課題と目標とジャッジ
ピアノを習ったことのあるお母さんは、音が違うだの、指番号が違うだの
直ぐに分かると思いますが、バイオリンはどうでしょう?
きっとレッスンについていき、お母さんも理解していないとわからないのでは無いでしょうか?
精神面の自立には、お子様だけのレッスンも効果的ですが技術的な事を考えると
同席した方がきっと上達できると思います。
何が出来ていないか理解して、具体的にここが出来て無いからもう一回弾いてみようねと『課題』を与えてあげてください。
細かければ細かいほど最初はやりやすいと思います。
そして、課題に向かう練習には、具体的に次はもう少し弓を使って練習してみよう!など何を変化させて練習するのかを伝えてあげる事です。
良い方向に行ってきたら、繰り返し反復練習します
今のが良かったのか?ダメだったのか?
ジャッジも含めて一緒に練習してあげる事が必要です。
私の母は、ピアノ講師をしており、練習は自分でという考えでした。
先生が『お母様、お母様!』と言われると
私のレッスンでは無い!と違和感だったと言っていました。
レッスンに対する考えや、練習、自分への厳しさを含め
自分で気づいて行くべきという考えであったそうですが
私は、1人の親になって、この幼少期のレッスンに関しては母とは
真逆の考えです。
なので、この幼少期に子供をきちんとバイオリンを技術的に成長させたければ
お母様の協力は必須だと思っています。
厳しい事を書いていますが、実はこの後のお子様はコレが土台となり
自分で、中身のある練習が出来る様になっていきます。
結果的に子供の自立にも大きくつながっていくと思っています。