バイオリンケース開けたら要注意!
『フォーチュン』主宰 関野順子です。
今日は弦の寿命の話。
弦を張り替えたばかりでもなく
しばらく安定して使っていたのに
ケースを開けて、さて!練習するぞーっっと思ったら
バイオリンの弦がぐるるるるるぅぅぅぅ
とブヨンブヨンにゆるんでいたなんて事
ありませんか?
一概には言えないのですが
弦の寿命が近づいています。
表面的には問題なく見えても
巻き直して少し弾けても
突然切れる事があります。
私も、先日軽い練習ではなく
しっかりしたメニューで練習して
3日目くらいに一本弦がゆるんでいたんです。
そろそろ寿命かな?
なんて思いながら巻き直ししていたら
突然『ばちーん』と切れまして
切れた弦が思いっきり唇に当たりました(>_<)
練習頻度にもよりますが
やはりどんなに趣味でも1年に1回は
弦の交換をしましょう!
理想は半年に1回。
毎日、2から3時間くらい練習するのであれば
2から3ヶ月が1番良い音が鳴っていて
それを過ぎると、旬が過ぎたなという音が
していました。
弦の種類にもよりますが一つの目安に♡
それから、弦の張り替えの時なども
新しいのにすぐ切れる事もあります。
何故?と思うかもしれませんが、未使用であっても
劣化していたり、テールピースから弦のボール
がスルッと抜けて突然切れるみたいに
弦が飛んでくる事もあるんです。
その為、メガネをかけて弦をはりなおしたり
調弦する事もおススメです。
お陰様で、、、新しい弦に全てかえて
今では、今まで以上に良い音が鳴っています。
先日、お母様がなんかバイオリンの音が
カサカサして音量が出ないとおっしゃっており
奏法を変えた事もあり、まだ慣れないのかな?
と思っていたのですが、わりとフォームが
できてきているので、、、、
弦の張り替えや弓の張り替えをおすすめ
しました。
そして、先日、
『先生、弦を新しくしましたら良い音がでるように
なり、子供も嬉しくて喜んでいる』と
ご報告が!
音は出るけど、音色は弦の鮮度も
影響しますので、ケースを開けて
ゆるんでいる弦をみたり、もうしばらくかえていない
と感じたり、良い音が鳴らないなと思う時は
ちょっと新しい弦に交換してみてくださいね。