6歳になるまでは生徒を取らないバイオリンの先生

『フォーチュン』主宰 関野順子です。

夏休みも始まり、もうすぐ一週間

如何お過ごしですか?

 

今日は、先生ポリシーのお話です。

以前、お友達のバイオリンの先生とお話して

いた時に、6歳までは絶対に生徒を取らない

という先生の話を聞きました。

 

理由は、6歳になれば『本人の意思』でやりたい

事なのか、そうでないかハッキリしているということです。

その先生は、スタート時本人の意思を大切にしているという

事なんでしょう。

 

日本では、早期教育が進み3歳頃でもレッスンを

しますが、そのほとんどは親が主導でスタート

している事と思います。

 

幼少期のまだわからない時期に

当たり前になっていく『習慣』としての音楽が

身につく時期でもあり

反対に、何となく音楽が好きとか

ママに褒められたいという気持ちでも

頑張れる時期なのかな?と感じます。

 

ですが、やっぱり最後は

本人の意思!

 

本人のやる気がなければ

ある程度維持はできても、先に進んで成長するのは

難しいな感じています。

 

この事はレッスンや我が子の子育てを

通しても強く感じている事です。

 

なので、この先生の6歳になった時点で

やりたい子しか受け入れないというのも

一つの入室テストのようなもので、

最初にやる気がある子しか受け持たないという

スタンスなんだろうなと思います。

 

先生目線から見ると非常に絶妙な時期で

親が練習習慣をつけるにも、最後のタイミングかな?

と感じます。

というより、6歳の時点で本人やりたくて始めるのですから

練習習慣を親がつけるという意識も無いかも

しれません。楽しくて毎日弾きたい!が普通なのかも。

 

反対に、幼児期に親主導でスタートするバイオリン

レッスンは、本人がやりたいという子もいますが

多くは、親が習わせたくてスタートします。

 

ママが手伝うことで、練習が当たり前になる

練習習慣が身につくメリットがあります。

小さな壁も一緒に乗り越えてあげられます。

 

デメリットをあげるなら、1年、2年する中で

本人の意思が出てくる事です。

 

継続、練習習慣が身につく中で音楽の楽しみ見つける

生徒さんもいれば

最初は、ママの『やってみる?』という言葉で

スタートし、ママに褒められることなどを励み

頑張っていたけれど、やっぱりそんなに好きじゃない

となる生徒さんもいます。

 

反対に、もっと大きくなってから

自分からバイオリンを習いたいとなる人も

いますが、最初こそ皆さんやる気がありますが

段々と、単調な練習が出来なくなるのです。

 

その時に出来るか出来ないかはやはり

幼少期に他の習い事などで毎日何らかの習慣が

身についているか?そうでないか?

が大きいように感じます。

この時期になると、反発や喧嘩になり

親が練習に付き合うのが難しくなります。

 

私の考えは、やはり可能性のある

幼少期にママと二人三脚でスタートする事!

その中で音楽の楽しみを見つけて欲しいというのが

一番の願いです。

 

ただ、1年、2年と練習習慣が身についたのに

やっぱり本人がやりたくない場合は、その子には

他に輝ける才能あるのだと思います。

 

そして、毎日一緒に取り組んだ

音楽教育の練習習慣、継続力は必ず

違う習い事でも、この幼少期に学んだ事は

成長するにつれて大きな影響を与えると

考えています。

 

 

 

 

 

 

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